世界にたった一つしかない、大切な命を守るために
18日朝に大阪で起きた、震度6弱の地震。
名古屋市でも震度2の揺れを観測するなど、
大幅に揺れましたので、他人事ではないと考えていらっしゃる方も
多くいらっしゃるかと存じます。
今回の震災では、倒れたブロック塀の下敷きになり、9歳の女の子が亡くなりました。
「あいさつ運動」に参加するため、朝早くに学校へと向かっていたその矢先の出来事でした。
この出来事で問題となっているのは、建物の「違法建築」です。
強度や高さが国の定める基準を満たしていませんでした。
結果、強度が足りず、震災による揺れでブロック塀が崩れ、女の子は下敷きになり
亡くなってしまいました。つまりこれは、防げるはずの「事故」。
国や市がきちんと定期的に検査を行い、基準を満たしているかどうか点検していれば
こんなことは起こらなかったと思います。
ブロック塀の倒壊の危険性が指摘されるようになったきっかけは、
1978年6月に宮城県で発生した「宮城県沖地震」。
18人もの尊い命が亡くなりました。
建築基準法が厳しく定められ、補強工事を行い―
あの震災の教訓は、活かされたのでしょうか。
このニュースを見てそんなことを考えました。
皆さんのご自宅の庭にも、ブロック塀やその他素材の壁が
あるという方も多くいらっしゃるかと存じます。
ぜひいま一度、ご自宅の塀が耐震基準を満たしているか・
ヒビなどが入っていて、崩れそうになっていないか
ご確認して頂ければと存じます。
誰かの命を守るために。
以上、ブログ担当Kでした。