関東地方・過去最速で「春一番」
気象庁は本日(2月4日)関東地方で春一番が吹いたと発表した。統計を取り始めた1951年以降、最も早い記録である。
日本海に低気圧があって、発達しながら東へ進んでおり、この低気圧に向かって関東地方では温かい南寄りの風が強まり、気温が高くなっている。各地の13時半までの最大風速は
東京都心:15.2メートル(南) 13時06分観測 横浜:18.3メートル(西南西) 12時37分観測 千葉:20.2メートル(西南西) 12時28分観測
また、関東南部では13時までに12度前後まで気温が上がっている。
春一番が吹く条件は
関東地方の春一番の条件は、次の事項を基本として総合的に判断される。
・立春から春分の間 ・日本海に低気圧(低気圧が発達すればより理想的) ・関東地方に強い南風が吹き、昇温する
具体的には東京都において、最大風速が8.0メートル以上で風向きが南より(西南西~東南東)となる。1951年から統計を取り始めてから最も早かった1988年(昭和63年)2月5日を一日更新しました。